Raspberry Pi 3 model B & 部品類の購入からRaspberry Piセットアップまで

2016-07-09 20:53:28 (modified at 2018-03-14 02:24:24) · 1702 words · 4 minute read RPi

ふと思い立ってRaspberry Piを触ってみることにした。

材料

今回購入したものはこちら:
summary

  • Raspberry Pi 3 model B(element14)
  • microSDカード(16GB, TOSHIBA THN-M301R0160A4)
  • USB Aオス-microBオスケーブル
  • ブレッドボード
  • ジャンパコード
    • オス-オス: たくさん
    • オス-メス
      • 赤: 5
      • 黒: 5
      • 白: 10
  • 抵抗
    • 100Ω: 5
    • 300Ω: 5
    • 1kΩ: 5
  • LED照光式押しボタンスイッチ(モーメンタリ)
  • 赤外光LED: 10
  • フォトカプラ
  • 青色LED: 2
  • 押しボタンスイッチ(モーメンタリ)
  • トグルスイッチ
  • デジタル温湿度センサモジュール(AE-HDC1000)
  • デジタル気圧センサモジュール(AE-LPS25H)
  • デジタル照度センサモジュール(TSL2561)

計約1万円でした。

セットアップ手順

OSインストール

まずはRaspberry Pi用のOSインストーラであるNOOBSをダウンロード。 特にこだわりがない限り、NOOBS LITEではなく標準のNOOBSを使用することを推奨。 ダウンロードしたNOOBS_xxx.zipを解凍し、SDカードをFAT32でフォーマットしたらコピーする。

  1. SDカード
  2. キーボード/マウス
  3. HDMI(or 何らかの映像端子)
  4. 電源 の順に接続する。電源を接続すると勝手に起動する。

ここまでは良かったのだが、起動すると以下の画面が出た。
Error on burning IMG
Closeを押すとこの画面に。
Error on burning IMG
そしてここから1時間以上放置しても画面が変わらない。 気を取り直してフォーマッタをMacのディスクユーティリティに変えて再度フォーマットしてみた(それまではSD AssociationのSDFormatterを使っていた)が駄目だったので、結局Raspbianのimgを直接焼いた。 Macでの焼き方はここを参照。

各種設定

ログイン

ようやく無事起動にこぎつけたので、デフォルトユーザでログインする。

user: pi
password: raspberry
基本設定

何はともあれ$ sudo raspi-config

  • 1 Expand Filesystemを実行し、
  • 9 Advanced OptionsA4 SSHで有効化されていることを確認したら、クライアントからSSH接続する。 その後、引き続きraspi-configを実行し
  • 2 Change User Passwordでログインパスワードの更新、
  • 5 Internationalisation OptionsI2 Change Timezoneでタイムゾーンの変更(Asia/Tokyo)とI4 Change Wi-fi CountryでWi-Fi使用地域の設定(JP Japan)
  • (必要なら)9 Advanced OptionsA2 Hostnameでネットワーク上の名前の変更
  • A5 SPIA6 I2Cで各インターフェイスの有効化

ここで一旦Raspberry Piを再起動する(sudo shutdown -r nowなど)。

続いて、rootのパスワードを変更する。
sudo passwd root

(必要であれば)公開鍵を設置、設定を変更する
scp ~/.ssh/id_rsa.pub [email protected]:~

Wi-Fi

そしてWi-Fiの設定をする。( ※以下は失敗例 )

sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confでWi-Fi設定ファイルの編集:

country=JP
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1

//以下を追加
network={
    ssid="ssid_of_your_device"
    psk="password_of_your_ssid"
}

これで$ sudo ifdown wlan0$ sudo ifup wlan0でサービスの再起動をすればWi-Fiアクセスポイントに繋がる。 が、ここで問題が。

Wi-Fi側のIPアドレスを指定してSSH接続している場合、Ethernetケーブルを抜くとパイプが壊れ通信できなくなってしまう。
クライアント -> Raspberry PiはWi-Fi経由、Raspberry Pi -> クライアントはEthernet経由で通信が行われるのが原因らしい。

( ※ここから対応例 )
面倒くさくなったのでGUIから設定することにした。
Ethernetケーブルを抜いてから右上のネットワークボタンを押して、接続したいSSIDを選択してpskを入力するだけ。簡単。

その他(NTP)

(必要であれば)続いてNTPの設定を行う。

sudo nano /etc/ntp.conf

...

# You do need to talk to an NTP server or two (or three).
#server ntp.your-provider.example

# pool.ntp.org maps to about 1000 low-stratum NTP servers.  Your server will
# pick a different set every time it starts up.  Please consider joining the
# pool: <http://www.pool.ntp.org/join.html>
#server 0.debian.pool.ntp.org iburst #コメントアウト
#server 1.debian.pool.ntp.org iburst #コメントアウト
#server 2.debian.pool.ntp.org iburst #コメントアウト
#server 3.debian.pool.ntp.org iburst #コメントアウト
server x.x.x.x iburst #追加

...

保存したらsudo service ntp restart
少し間を置いてntpq -pを実行し、remote欄のアドレスの前に*が表示されていたら接続できている。

大方設定終わったので次はLチカでもしようかな

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